第五章 – 2浪時代 そして合格

2浪時代と国立大学医学部合格迄について書かせて頂きます。息子の二浪が確定したのは2013年3月に旭川医科大学の二次試験の合格発表で名前がなかった時ですが、その直後の週末に私は家内と息子3人で河合塾麹町校、駿台市谷校の見学に行きました。

1浪の時は駿台の横浜校に通っていましたが、息子は同じ校舎でもう一年通う気はありませんでした。私も家内もそうだと思い、今度は医学部受験生しかいない校舎で勉強したほうがよいだろうという点で一致し、二つの校舎を見て、息子は河合塾麹町校へ行くことを決めました。

そのあとで息子に私から言ったことがあります。3回目の受験では比較的良心的な学費の私立大学の医学部も受けてよいが、2浪して受験日までに合格できるレベルに学力が到達しなかったら、医学部はあきらめて、医学部以外の学部も受けるよう、その候補も書いて提出してほしいと言いました。

言い換えると、3つの選択肢、Plan Aは国立大学医学部、Plan Bは私立大学の医学部、Plan Cは医学部以外で受験する大学の医学部医学の学部をあげ、昨年はPlan Aのみであったが、今回はPlan Bを認める代わりに、受験までにPlan A, Plan Bに合格できるレベルの学力がつかなかった場合はPlan Cも何かを明確にしておいてほしいと2浪が決まった時点で息子に伝えた訳です。

これは親にとっても息子にとっても本当に厳しい通達でしたが、普通のサラリーマン家庭の我が家にとっては、受かるまで何年でも浪人OKという訳にはゆきませんので、息子に覚悟してもらう意味もありました。息子はそれを伝えた日、夜3amまでかけてPlan Cのリストを書いてきました。そのリストをいまでも私は持っています

その後、息子は2浪中、河合塾で毎日予習、復習をとにかく真面目にやり、後半数学の成績が上がりました。数学の成績があがったのは河合塾のチューターさんによれば、とにかくわからない点を誰よりも河合塾の数学の先生に聞いていたそうです。又、河合塾では友達ができて、よく情報交換をしていたようです。

翌年の1月18日、19日のセンター試験では1日目の英語、社(倫社・政経)はともに88%、国語では出ないといわれていた源氏物語が出題された為、56%と痛い目にあいますが、2日目は数I 90%, 数IIB 96% 化学は満点、生物93%でリカバリーして、全体では84%でした。

センター試験の後は1月23日に順天堂大学の一次試験を受験させました。家内は順天堂大学は難しいので受験しても意味はないのではと言っていましたが、私は河合塾の模擬試験で一度B判定が出たことがあるのと、順天堂大学は息子が得意な英語の配点が高いので、英語で点数を稼げれば合格する可能性があると思ったからでした。結果的に1月29日に順天堂大学の一次試験の合格が分かり、一番驚いたのは家内でした。

その後、1月31日に昭和大学医学部の一次試験、2月2日は順天堂大学の2次試験でした。息子は順天堂大学の2次試験の面接で大変つかれた様子で、帰宅するなり、3時間以上寝ていました。後で聞くと結構な圧迫面接だったようです。

順天堂大学の受験の後、どこの国立大学を受けるかをきめて、家内は願書を提出しました。

2月5日に昭和大学の一次試験の合格が分かりました。私立の医学部はPart 2でも書きましたとおり、年間350万円~800万円、6年間で2100万円~5000万円の学費がかかることから、正直なところ、普通のサラリーマン家庭で実際に進学することは無理がありましたが、センター試験と国立大学の医学部の2次試験の間にはずいぶん時間がありますので、試験慣れしておくという意味で、その間に私立大学の医学部1~3大学を受けていくことは意味があると思います。受験料だけでも普通の大学の3万円の倍、6万円かかりますから、無制限に受ける訳にはゆきませんが。

ただし、私立大学医学部の2次試験が終わり、合格が確定した後、国立大学の2次試験の前に一次納入金の支払いが必要となる入学手続きの締め切り日がきますので、私立大学の入学手続きをするかどうか決めておく必要があります。もちろん、その時点で国立大学に合格する補償はないですから、家族とよく話しをして、国立大学二次試験の前に親として私立大学医学部の入学手続きをするかどうかを決断する必要があります。

2月16日には産業医大の一次試験も受けました。同大学は北九州にある大学ですが、東京で受験が可能です。

2月24日、25日には地方国立大学医学部の二次試験があり、家内が息子氏に付き添いました。受験、進学した大学名を書くのは控えさせて頂きますが、息子はよく頑張り、2次試験の感触はよかったようです。

その後、3月7日に国立大学医学部の合格が決まりました。息子にとっては高校時代+2年間の浪人でしたが、本当によく頑張ったと思います。

息子は6年間の医学部での勉強の後、2年前に医師国家試験に合格し、2年間の初期研修も終えて、2022年春から後期研修が始まりました。

一休 について

東京都出身、横浜市在住。
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第五章 – 2浪時代 そして合格 への3件のフィードバック

  1. Technology のコメント:

    この話は本当に感動的で、親子の絆と努力の大切さを感じました。息子さんの努力と、親御さんのサポートが素晴らしいと思います。特に、Plan A, B, Cを明確にし、現実的な選択肢を提示した点は、とても現実的で賢明な判断だと思いました。河合塾での勉強や友達との情報交換も、合格への大きな力になったのでしょう。ただ、私立大学の学費の高さには驚きました。普通のサラリーマン家庭では、やはり国立大学が現実的な選択肢なのですね。息子さんが最後に国立大学に合格できたのは、本当に良かったと思います。ところで、もし私立大学に合格していた場合、実際に進学するかどうか、家族でどのように話し合ったのでしょうか?

  2. Накрутка авито のコメント:

    息子さんの努力と家族のサポートが実を結んで、本当に良かったですね。医学部受験は本当に大変な道のりだと思いますが、最後まで諦めずに頑張った姿勢は素晴らしいです。特に、数学の成績が上がったのは、河合塾の先生やチューターさんとのコミュニケーションが良かったからでしょうか?また、私立大学の受験も試験慣れという意味で役立ったようですが、実際に私立大学の医学部に進学するかどうかの判断は、家族にとって大きな決断だったと思います。息子さんが国立大学に合格したことで、家族全体がホッとしたことでしょう。これからの医学部生活も大変だと思いますが、息子さんの頑張りを信じて応援しています。ところで、息子さんは今、医学部での勉強にどのように取り組んでいるのでしょうか?

  3. EURST のコメント:

    この記事は、親としての苦悩と工夫、そして息子さんの努力が伝わってくる内容ですね。医学部受験の厳しさや、経済的なプレッシャー、親子間のコミュニケーションの重要性がよく描かれています。特に、Plan A、B、Cを明確に示し、目標と現実をバランスよく捉えている点は参考になります。息子さんが最後に国立大学の医学部に合格できたのは、本人の努力はもちろん、家族のサポートがあったからこそだと思います。ただ、ここで一つ質問です。もし息子さんがPlan Cを選ぶことになっていたら、親としての気持ちや対応はどう変わっていたでしょうか? その時の準備や覚悟についても聞いてみたいですね。

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